いい香りを探せ

背中の痛みって自律神経と密接に関係しているってご存知でしたか？

背中の痛みの主な原因は、ストレスで筋肉が固く緊張し、身体の血流の流れが悪くなっていることにあります。

自律神経というと、活動・緊張モードの「交感神経」と、休息・弛緩モードの「副交感神経」から成り立っていて、この二つがバランスよく働いているときはいいのですが、バランスが乱れてしまって調子を崩す人が増えています。


バランスを乱す主な原因はストレスです。

ストレスが溜まると、「元気にならなくては」と交感神経が頑張って働きだします。

そうすると、心臓や肺などの臓器に血液が多く送り込まれて活動モードに入ります。

だけど、臓器は活発に働くようになっても、血液を多く送り込むために血管がギュッと収縮して血液の流れが悪くなってしまうのです。それは背中の痛みの原因になります。

交感神経がはたらくことで緊張状態となり、筋肉がこわばって背中に痛みを感じてしまう。

逆に副交感神経が活発になれば、筋肉も血管もふわりとゆるみます。
心臓などのはたらきも落ち着いてきて、筋肉や器官につながる血管もひろがってきます。


無理に交感神経を働かせて活動モードにするのではなく、副交感神経が十分に働けるように心も体も緩ませてあげることが大切です。


それにはエッセンシャルオイルを使ったアロマトリートメントがとても効果的です。

ホホバオイル10ｍｌにラベンダーの精油2滴を落としてよく混ぜたものを、手にたっぷりなじませて背中全体に塗り広げます。
そして、クルクルと円を描くように背骨に沿って首の際まで上がっていって、そのまま肩甲骨を包み込むようにしながら肩甲骨の下に沿って腰まで帰ってくるというマッサージをすると、とても心地よく、心も体もホッとするのがわかるでしょう。

パートナーと交互にやってみるのがおすすめです。

子どもにやってあげると、いいスキンシップにもなりますよ。